◆会期
2023年5月8日(月)~13日(土)
12:00-7:00 pm(最終日は5:00 pm)
会期中無休
◆会場
巷房1(3F)、巷房2(地下)、階段下(地下)
住所:中央区銀座1-9-8奥野ビル3F/B1F
電話:03-3567-8727
本展は2005年から開催している東京での10回目の個展となり、巷房階段下におきましては、2回目となるインスタレーションの展示もいたします。 本展のテーマである「城壁の上に立つ少女」とは、内と外、二つの世界を同時に見つめながら境界に立つことを意味しており、高橋の制作の大きなテーマであり、また画家という立場で制作活動を続けてきた作家自身をも表しています。 平面作品は、2015年個展「かれのみ」と2017年個展、2018年–19年渋川市美術館で開催された企画展「紫野」を引き継ぎつつ、パステル、アクリル、墨などを用いて自由な筆遣いによるストロークが画面を駆け巡る仕上がりとなっています。 また、今回新しい試みとして小品やドローイングによる絵画の集合体を現す展示も試み、インスタレーションでは、土地に根ざした植物(麦の芒)の集積の上に紙で作られた女性の靴を置き、守るものと踏み出すものの対比を表現します。